エンジニアも退職代行で辞められる！おすすめサービスと使う理由を解説

「退職したいけど、会社や客先に言いづらい」
「プロジェクトの途中だけど、毎日つらいからこのまま辞めたい」

と悩んでいませんか。このような場合には、退職代行サービスの利用が適しています。

本記事では、エンジニアが使えるおすすめの退職代行サービスと退職代行を使う理由、客先常駐エンジニアならではの退職の難しさや使うメリットとデメリットについて解説しています。

退職代行を選ぶ際のポイントも説明しているため、自分に合ったサービスを選びつつ円滑に退職できるでしょう。

安心して次のキャリアに踏み出せるため、ぜひ最後までご覧ください。

あわせて読みたい⇒退職代行サービスおすすめランキング11選｜料金・口コミをもとに選び方を徹底解説

エンジニアが使えるおすすめ退職代行サービス5選

エンジニアが使える退職代行サービスは多くありますが、その中でも特におすすめの以下の5社を紹介します。

選ぶ際の参考にしてください。

退職代行Jobs 退職代行ガーディアン 退職代行OITOMA 退職代行トリケシ 退職代行ニコイチ

退職代行Jobs

退職代行Jobsは弁護士監修・労働組合連携の退職代行サービスです。

「弁護士監修の退職代行Jobs」では退職手続きのみを行い、会社との交渉が必要な場合は提携先の「合同労働組合ユニオンジャパン」が対応するため、どのようなケースでも対応できます。

「合同労働組合ユニオンジャパン」に会社への交渉を依頼する際は、労働組合費の2,000円が別途必要です。

しかし、自分では難しかった会社とのやり取りをプロへ任せられるのなら、安いのではないでしょうか。

LINEやメールで24時間いつでも相談できるため「自分で会社へ連絡せずに今すぐ辞めたい」と思う人に適しています。

申込者やLINE登録者に向けて、退職代行Jobsより以下4つのプレゼントを用意しています。

顧問弁護士監修 退職届テンプレート（記入見本つき・有給申請も可能） 業務引継書テンプレート（記入見本つき） 無料の転職サポート（転職サポートのみの利用も可能） 給付金サポート（条件あり。別途費用が必要）

「退職するときはどのような書類が必要なのか知りたい」「会社へ行かずに辞めるから、引継書は作っておきたい」「退職代行と併せて転職や給付金のサポートもお願いしたい」と思う人は、一度相談してみてはいかがでしょうか。

関連記事：退職代行Jobsの評判・メリット・デメリットは？口コミや使い方も紹介

退職代行ガーディアン

退職代行ガーディアンは、労働組合法人の退職代行サービスです。

東京都労働委員会に認証されている法適合の合同労働組合が手続きするため、違法性がなく安心して依頼できます。

また、一般企業の退職代行とは異なり、会社との交渉が法律で認められているため、会社からの嫌がらせや出社の強要、書類の未交付など、多くのトラブルに対応できます。

さらに、退職代行後に起こるトラブルもすべて費用内で行うため、追加費用を払う必要がないのがメリットです。

退職代行ガーディアンは、利用者の満足度が高く実績が豊富なため、多くのメディアで取り上げられています。

合法的かつスピーディーに辞められるため、退職が難しいと感じた場合は一度相談してみるとよいでしょう。

関連記事：退職代行ガーディアンの評判は？メリット・デメリットを口コミとともに解説

退職代行OITOMA

退職代行OITOMAは弁護士監修・労働組合運営の退職代行サービスです。

2021年の設立後3年間で顧客満足度98%の実績があり、多くのメディアに掲載されています。

即日退職が可能な場合があるため「今すぐ退職したい」と思っている人に適しています。

また、行政書士東京中央法務オフィスと提携しているため、ハラスメントの対応や慰謝料請求などの労働問題のサポートも可能です。

さらに、給付金サポートも実施しており、退職前に相談すると最大200万円の給付金が受け取れる可能性があります。

退職だけでなく給付金の相談もしてみてはいかがでしょうか。

関連記事：退職代行オイトマの評判を口コミとともに解説！どんな人が利用すべきサービスか

退職代行トリケシ

退職代行トリケシは弁護士監修、労働組合運営の退職代行サービスです。

自分から会社へ連絡せずに、最短でその日から出社せずに辞められるため「今すぐ辞めたい」と思う場合に適しています。当日朝の依頼でも対応可能です。

退職代行トリケシが退職の意思表示や手続きの代行、書類の手配を行うため、心身の負担を減らしながら辞められます。

公式サイトによるとレビュー平均4.8点の高得点を誇り「やり取りが丁寧だった」「レスポンスが早く安心できた」「親身になって相談に乗ってもらえた」など、多くの口コミが届いています。

24時間営業で土日祝日も休まず対応し、全国どこからでも手続きが可能です。どのような企業を辞める場合も使えるため、悩んだら一度相談するとよいでしょう。

また、弁護士監修の退職届テンプレートが無料でもらえるため、法的に適切な内容で手続きが進みます。

LINEで24時間相談ができるため、忙しい人でも安心です。初回の相談は無料のため、一度話を聞いてみるのもおすすめです。

関連記事：退職代行トリケシの評判は？メリットとデメリットをサービスの特徴とともに解説

退職代行ニコイチ

退職代行ニコイチは、電話代行専門店の退職代行サービスです。

正社員だけでなくアルバイトやパートなど、どのような職種でも一律料金で対応しています。

申込から最短10分でニコイチから職場へ退職の意思を伝えられるので「とにかく今日すぐに辞めたい」と思っている場合にも便利です。

スタッフが依頼者の状況や悩みを聞きつつ、それぞれに適した方法を見出してくれるため、精神的な負担を軽減しながら安心して退職できます。

7:00から23:30まで電話やメール、LINEで無料で相談できます。少しでも迷ったら、まずは話を聞いてみてはいかがでしょうか。

エンジニアが退職代行を使う理由とは？

エンジニアが退職代行を使う主な理由は、職場環境や立場特有の辞めづらさや伝えづらさなど、多くの理由があります。

本章では、エンジニアが退職代行を使う主な理由をそれぞれ解説します。

上司に退職の意思を伝える勇気がないから 人手不足のため辞めると言いづらい雰囲気だから 職場でハラスメントがあるから 退職の意思表示をしても引き止められるから 退職届を提出したのに受理されなかったから 長時間労働で心身ともに疲弊しているから 一刻も早く会社を辞めたいから

上司に退職の意思を伝える勇気がないから

エンジニアが退職代行を利用する主な理由の1つは、上司に退職の意思を伝える勇気が持てないためです。

職場の人間関係に悩んでいたり、過去に退職の相談を却下された経験があったりすると、自分の意志を再び伝えるのが大きなストレスになります。

特に、黙々と業務に集中するタイプのエンジニアにとって、感情的な対話や圧力のあるやり取りは大きな負担になるでしょう。

退職代行を使うと、精神的な負担を最小限に抑えながら円滑に退職手続きを進められます。

人手不足のため辞めると言いづらい雰囲気だから

慢性的な人手不足により退職の意思表示をしづらい雰囲気があると、エンジニアは退職代行を利用します。

チーム全体が多忙な中で「辞めたい」と言い出すのは、周囲に迷惑をかけるという罪悪感やプレッシャーにつながります。

属人化が進んでいる現場では、自分が抜けた後の影響を考えると、なかなか退職を切り出せないでしょう。

自力での退職が難しい場合、退職代行会社を通じてスムーズに辞められる方法を選ぶ人が増えています。

関連記事：人手不足のタイミングで退職してもOK？法的知識や引き留めへの対処法を紹介

職場でハラスメントがあるから

エンジニアが退職代行を利用する背景には、職場でのハラスメントがあります。

上司からのパワハラや同僚との人間関係によるストレスが日常的にあると、退職の意志を伝えることすら恐怖に感じます。

理不尽な叱責や無視、過剰な業務の押しつけなどが続くと、心身に不調をきたすことも少なくありません。

そのような環境では円満に話し合うのが難しくなるため、退職代行サービスが選ばれています。

関連記事：パワハラで退職する前にすべきこととは。ストレスなく辞める方法を紹介

退職の意思表示をしても引き止められるから

退職の意思を伝えても強く引き止められる場合、エンジニアは退職代行会社に依頼します。

人手不足やスキルの属人化により「今辞められたら困る」と説得され、退職を先延ばしにされてしまうケースが多くあります。

時には感情的な引き止めや脅しに近い言動を受ける場合もあり、自力での退職が難しいと感じるでしょう。

そのような状況を避けるために、退職代行を選ぶエンジニアが増えています。

「後任が決まるまで待ってほしいと言われた」「このタイミングで辞めるなんて非常識だと言われた」と悩んでいませんか。

引き止めにあった場合の対策が分かるため、以下の関連記事もぜひご覧ください。

関連記事：退職の引き止め、しつこい場合の対処法は？ケース別の断り方や対策を紹介

退職届を提出したのに受理されなかったから

退職代行を利用する理由の1つに、退職届を提出しても受理されなかったという事例があります。

例えば「今は忙しいから後にしてほしい」「話し合ってから考える」などと上司に言われ、退職手続きが進まないまま放置される場合があります。

会社が意図的に退職を引き延ばすケースもあり、退職の話が進まないと悩むのではないでしょうか。

その場合、退職を成立させるために退職代行のサポートを求める人が多いと言われています。

長時間労働で心身ともに疲弊しているから

長時間労働で心身ともに疲弊している場合、退職代行で会社を辞めるエンジニアが多くいます。

納期に追われる日々が続き、残業や休日出勤が常態化すると、体力だけでなく精神的な余裕も奪われていきます。

心身ともに疲れ切った状態では退職の意思を伝える気力も湧かず、現状を変える行動すら難しくなるかもしれません。

そのような状況でも必ず退職できる手段として、退職代行サービスが選ばれています。

一刻も早く会社を辞めたいから

エンジニアが退職代行を利用する場合、一刻も早く会社を辞めたいという切実な思いがあります。

過重労働や人間関係の悪化、職場でのハラスメントなど、心身に深刻な影響が出る前に職場を離れたいと思うでしょう。

しかし、引き継ぎや退職書類の作成などに時間がかかるため、退職までに最低2週間かかるのが一般的です。

この場合でも、退職代行会社のスタッフに手続きを依頼すると即日退職できるケースがあるため、多くのエンジニアが利用しています。

客先常駐エンジニアならではの退職の難しさ

客先常駐エンジニアには、所属企業と常駐先の企業という二重の関係があるため、退職が難しくなる可能性があります。

本章では、客先常駐エンジニアならではの退職の難しさについて、以下の内容を挙げていきます。

所属企業と客先の両方に退職を伝える必要がある 契約期間やプロジェクトの都合で辞めづらい 所属企業と客先の関係に影響する可能性がある

所属企業と客先の両方に退職を伝える必要がある

客先常駐エンジニアが退職する際には、所属企業だけでなく常駐先にも配慮が必要です。

通常の会社員と異なり、実際の業務は常駐先で行なっているため、急な退職は現場に大きな影響を及ぼす可能性があります。

そのため、退職の意思を所属企業に伝えるだけでなく、常駐先にも理由をを伝える必要があり、精神的な負担が大きくなります。

加えて、両社の情報共有が不十分だとトラブルの原因にもなるため、退職までの調整が複雑になりやすいのが実情です。

契約期間やプロジェクトの都合で辞めづらい

客先常駐エンジニアは、契約期間やプロジェクトの進行状況に縛られる働き方をするのが一般的です。

そのため、たとえ本人が退職を望んでいても「契約が終わるまでは辞められない」「プロジェクトの区切りまで待ってほしい」と言われ、退職の時期を自由に決めづらい傾向があります。

特に人手が不足している現場では、退職の相談をしても引き延ばされるケースが多く、自分の意思が後回しにされがちです。

このような状況から退職が難しくなり、精神的にも大きな負担となります。

所属企業と客先の関係に影響する可能性がある

客先常駐エンジニアが退職する場合、所属企業と常駐先との関係に影響を及ぼす可能性があります。

エンジニアが突然離脱すると、常駐先に迷惑がかかるため、所属企業への信頼が損なわれるリスクがあるのです。

そのため、退職を申し出ても「今辞めると取引に影響が出る」「関係の悪化につながる」と説得され、退職を思いとどまるよう圧力をかけられるかもしれません。

このような事情により、個人の意思よりも企業間の関係が優先され、退職が難しくなるケースがあります。

エンジニアが退職代行を使うメリット

エンジニアが退職代行を利用して会社を辞めると、多くのメリットがあります。

主なメリットについて、それぞれ解説します。

会社と直接やり取りせずに退職できる 即日退職が可能になる場合がある 引き止めや説得に悩む必要がなくなる 出社せずに退職手続きが完了する 次のキャリアに集中できる時間ができる

会社と直接やり取りせずに退職できる

エンジニアが退職代行を利用するメリットは、会社と直接やり取りせずに退職できる点です。

上司へ退職の意思を伝える際は、大きなストレスを感じます。

また、職場の人間関係に悩んでいたり、退職の申し出を拒否されたりした経験があると、話を再び切り出すのが難しくなるでしょう。

その場合に退職代行を使うと、代行会社が手続きを進めてくれるため、会社と直接やり取りせずに退職できるのです。

即日退職が可能になる場合がある

即日退職が可能になる点も、退職代行を使うメリットの1つです。

退職する際は会社とのやり取りや書類作成、引き継ぎに時間がかかるため、退職までに数週間から1ヶ月以上かかるのが一般的です。

しかし、退職代行を利用すると、依頼したその日から出社せずに辞められるケースもあり、心身が限界に近い状況でもすぐに退職できます。

迅速な対応により、無理をせず次の一歩に進めることが大きな利点です。

「退職代行を使うと、即日で退職できるって本当？」
「どんな流れで手続きが進むのか知りたい」
「おすすめの退職代行サービスを知りたい」と思う場合は、以下の関連記事も併せてご覧ください。

関連記事：退職代行サービスで即日退職できる？依頼から退職までの流れや仕組みを解説

引き止めや説得に悩む必要がなくなる

エンジニアが退職代行を利用するメリットとして、引き止めや説得に悩む必要がなくなる点が挙げられます。

退職を申し出た際に「辞めさせない」「後任が見つかるまで待ってほしい」などと説得され、退職できないケースは多くあります。

特に、技術力の高いエンジニアほど、周囲からの期待や圧力も大きくなりがちです。

退職代行を使えば手続きをすべて任せられるため、自分の意思を守りながらスムーズに退職できます。

出社せずに退職手続きが完了する

退職代行を使うと出社せずに退職できるのは、代行会社がすべての手続きを進めてくれるからです。

退職の意思表示は本人が直接行わなくても有効とされており、代行会社を通じて会社に伝えることが可能です。

退職届の提出や貸与物の返却も郵送で対応できるため、出社せずに退職手続きが完了します。

人間関係のストレスや引き止めを避けたい人にとって、精神的な負担を軽減できる方法といえるでしょう。

次のキャリアに集中できる時間ができる

エンジニアが退職代行を利用するメリットには、次のキャリアに集中できる時間が確保できる点があります。

退職を巡るやり取りや引き止めに対応するストレスから解放されると、転職活動やスキルアップに意識を向けやすくなるからです。

精神的に疲弊している状態では前向きな判断がしづらく、将来の準備に支障をきたすケースも多くあるでしょう。

退職代行を活用するとストレスを軽減できるため、自分の時間とエネルギーをキャリア形成に有効活用できるのが大きな利点です。

エンジニアが退職代行を使うデメリット

エンジニアが退職代行を使う際はいくつかデメリットがあるため、理解したうえで利用することが大切です。

以下の内容についてそれぞれ解説します。

数万円の費用がかかる 会社や客先から悪い印象を持たれる可能性がある 引き継ぎが十分にできず、会社に迷惑がかかる場合がある

数万円の費用がかかる

エンジニアが退職代行を利用するデメリットは、数万円の費用がかかる点です。

一般的な退職代行サービスの相場は2万から5万円程度で、弁護士に依頼する場合はさらに高額になる場合もあります。

収入が不安定な時期や経済的な余裕がない場合には、大きな負担に感じるでしょう。

サービスの内容に見合った価値があるとはいえ、慎重な判断が必要です。

そのため、費用対効果を考慮したうえで退職代行の利用を検討する必要があります。

関連記事：退職代行の依頼金額はいくら？費用の相場や安くておすすめのサービスを紹介

会社や客先から悪い印象を持たれる可能性がある

エンジニアが退職代行を利用すると、所属企業や客先から悪い印象を持たれる可能性があります。

本人からの説明がなく、第三者を通じて退職の連絡が突然入るケースが多いため「無責任」「非常識」と受け取られることがあるためです。

特に客先常駐の場合は現場への影響が大きく、信頼関係にひびが入るかもしれません。

しかし、強いストレスを感じている場合、自分を守るための手段として退職代行を選ぶのは正当な選択肢の1つといえます。

引き継ぎが十分にできず、会社に迷惑がかかる場合がある

退職代行を利用して辞めると引き継ぎが十分に行えず、会社に迷惑がかかる場合があります。

業務が属人化している現場では情報が1人に集中しているケースがあり、引き継ぎが不十分な場合は業務が滞るリスクが高まります。

退職代行を使用すると出社せずにそのまま辞める場合が多いため、引き継ぎが不十分になって現場に混乱を招くかもしれません。

責任感のある人にとっては、心苦しく感じる点といえるでしょう。

その場合は引き継ぎ書を作成し、メールまたは郵送すると誠意が伝わります。

エンジニアが退職代行を選ぶ際のポイント

エンジニアが退職代行を選ぶ際は、自分の状況やニーズに合ったものを選択するのが大切です。

以下の内容について、それぞれ見ていきましょう。

自分に合った退職代行会社を選択する 料金や追加費用の有無を確認する 口コミや実績を参考にして代行会社を選ぶ

自分に合った退職代行サービスを選択する

エンジニアが退職代行を利用する際は、自分に合った代行会社を選ぶことが重要です。

法的な交渉が必要な場合は弁護士が対応するサービスが適しており、精神的なサポートを重視したい人には相談体制が整った代行会社を選ぶとスムーズに進みます。

また、客先常駐や特殊な契約に対応しているかも確認すべきポイントです。

自分の状況や退職理由に合った退職代行サービスを選ぶと、トラブルを避けながら退職できるため、納得のいく形で次の一歩を踏み出せるでしょう。

料金や追加費用の有無を確認する

退職代行を選ぶ際に料金や追加費用の有無を確認すると、安心してサービスを利用できます。

退職代行サービスは会社によって料金体系が異なるため、一見安く見えても「会社への追加連絡は有料」「書類の対応は別料金」といったケースがあります。
エンジニアのような技術職は退職手続きが複雑になる場合があり、場合によっては追加料金が発生するかもしれません。

そのため、料金が一律で追加料金がないサービスか、料金体系が明確な代行会社を選ぶと、トラブルの回避につながります。

口コミや実績を参考にして退職代行サービスを選ぶ

エンジニアが退職代行を選ぶ際は、口コミや実績を参考にすることが大切です。

実際にサービスを利用した人の口コミには、対応の早さや丁寧さ、トラブルの有無など、公式サイトでは分からない貴重な情報が含まれています。

特にエンジニアのような専門職では、客先常駐やプロジェクト進行中での退職など、特殊なケースでも柔軟に対応してもらえる代行会社を選ぶのがポイントです。

過去の対応事例や利用者の満足度を確認すると、信頼できる代行会社を見極めやすくなるでしょう。

エンジニアが退職代行を利用する際のよくある質問

エンジニアが退職代行を利用する際のよくある質問をまとめました。選ぶ際の参考にしてください。

退職代行を利用すると、損害賠償を請求されることはありますか？ 退職代行を利用して辞めると、転職活動に影響はありますか？ 非弁行為とは何ですか？

退職代行を利用すると、損害賠償を請求されることはありますか？

退職代行を利用すること自体で、損害賠償を請求されることは基本的にありません。

労働者には退職の自由があり、民法では2週間前までに退職の意思を示せば辞められるからです。

ただし、業務で重大な過失があった場合や、就業規則に違反して損害を与えた場合などは、損害賠償を求められる可能性があります。

ただし、実際に裁判になるケースは非常にまれと言われています。

心配な場合は、弁護士運営の退職代行サービスを利用すると安心できるでしょう。

「退職代行を使うと損害賠償を請求されるの？」
「会社から損害賠償請求されないようにするにはどうしたらいいの？」と思う場合は、以下の関連記事もご覧ください。

関連記事：退職代行で辞めると損害賠償請求されるって本当？事例やトラブルを回避する方法を紹介

退職代行を利用して辞めると、転職活動に影響はありますか？

退職代行を利用して辞めた場合でも、転職活動に悪影響を及ぼすことはほとんどないと言われています。

面接で退職理由を詳しく聞かれる可能性はありますが「前職をどのような方法で辞めたか」を問われるケースは少ないのが実情です。

ただし、同じ業界で人間関係がつながっている場合や、前職の企業と転職希望先が取引関係にある場合は、退職代行を使って辞めた話が伝わり、転職活動に影響する可能性があります。

その場合は正直かつ誠意ある説明をしつつ、前向きな転職理由を伝えると、評価を落とさずに転職活動を進められるでしょう。

非弁行為とは何ですか？

非弁行為とは「弁護士以外の者が報酬を得る目的で法律事務を行うこと」を指し、弁護士法で禁止されています。

例えば、弁護士資格のない退職代行会社が法律相談を受けたり、会社との示談交渉を行なったりすることは、非弁行為に該当します。

企業が非弁行為を行なった場合、弁護士法に基づいて罰則が科され、懲役や罰金が課されるかもしれません。

そのため、法的な交渉が必要な場合は、弁護士が対応する退職代行サービスを選びましょう。

まとめ

エンジニアが使えるおすすめの退職代行サービスと退職代行を使う理由、客先常駐エンジニアならではの退職の難しさや、退職代行を使うメリットとデメリット、選ぶ際のポイントについて解説しました。

「辞めたいけど常駐先から怒られそうで怖い」
「自分が抜けたら現場が回らなくなると思うけど、精神的にこれ以上無理」と感じている場合、退職代行サービスを利用して辞める方法があります。

職場の人とやり取りする必要がないため、気まずくなったり引き止めにあったりせずに辞められるのがメリットです。

我慢し続ける必要はありません。1人で悩まず、退職代行の利用も視野に入れてみてはいかがでしょうか。