会社は辞めたいけど「最低でも3年は続けろ」って周りから言われるしな…と悩んでいる人もいると思います。
辞めた後のことが気になっている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、そこで今回は、新卒で入った会社を辞めるメリット・デメリットや転職への影響などを解説します。
きっと、悩んでいる人の力になれるはずです。
ちなみに、もしもできる限り穏便に退職したい場合には「退職代行」がおすすめです。
- 有給消化ができる
- 即日退職が可能
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というメリットがありスムーズに辞めることができます。
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実際にもらえる給付金の額については以下の表の通りです。
実際にもらえる金額の一覧表
平均月収 | 月間でもらえる金額 |
---|---|
月収30万円 | 約20万円 |
月収40万円 | 約26万円 |
月収50万円 | 約33万円 |
月収60万円 | 約40万円 |
月収70万円 | 約46万円 |
月収80万円 | 約53万円 |
月収90万円 | 約60万円 |
月収100万円 | 約66万円 |
会社を辞めて給付金を申請するだけでこんなにもお金がもらえます。
ですが、「ほんとに仕事辞めたらこんなにお金もらえるの?」「さすがに退職してからお金もらえるわけなくない?」と疑問に思いますよね。
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目 次
新卒を3年続けるべき明確な根拠はない
「新卒で社会人経験がほとんどないけど転職できるのかな?」と不安になりる人も多いでしょう。
「新卒は最低3年同じ会社で働いたほうがよい」という意見もあり、会社を辞めても大丈夫なのか心配になるはずです。
しかし、「仕事は最低3年続けろ」という意見を気にする必要はありません。今の日本は転職しやすい時代です。
本当にあなたが会社を辞めたいのなら、今すぐにでも会社を辞めて新しい環境に進むのがよいでしょう。
なぜなら、「3年」といっても明確な根拠はないのです。「経験が積める」という意見もありますが、転職後の環境のほうが生き生き仕事ができるなら、経験という意味でも仕事を変えるのが望ましいでしょう。
あなたが本当に辛い思いをしているのなら、新卒で入った会社を辞めても良いのです。
新卒で会社を辞めるメリット5つ
新卒で退職すると不利だと思う方もいるかもしれません。しかし、早めに会社を辞めるとかえってメリットになる部分もあります。具体的に紹介すると、以下の5つです。
- ストレスから解放される
- 就活で落ちた会社に中途入社できる可能性がある
- 若いうちに新しい仕事に挑戦できる
- 第二新卒枠で就職ができる
- 転職時、会社とのミスマッチが防げる
それぞれについて詳しく解説してきます。
1. ストレスから解放される
退職を考える際の理由としてあげられる多くは、職場で受けるストレスです。仕事を辞めることであなたを苦しめるストレスから解放されます。
- 大嫌いな上司
- 最悪な人間関係
- 顔も見たくない取引先
- 残業・休日出勤当たり前の労働環境
- 精神的にもつらすぎる業務内容
例えば、このように挙げていけばきりがないですね。
あまりにもストレスが強ければ、うつや精神疾患などに繋がる場合もあります。
今の環境を変えることで、あなたのお悩みも解消されるでしょう。
2. 就活で落ちた会社に中途入社できる可能性がある
第一志望は不採用になったから、仕方なく内定を貰ったところに入社したという人は多いでしょう。
大学生の時は落ちてしまうともう一度その企業を受けることはできません。しかし、新卒で会社を辞めると、中途採用枠でチャレンジできるのです。
会社を退職することで、就職活動時に落ちてしまった企業に中途採用として入社できる可能性もあります。
3. 若いうちに新しい仕事に挑戦できる
経験したことのない職種や業界へチャレンジできるのは若い人の特権と言えるでしょう。
新卒で会社を辞めるメリットは若いうちに新しい仕事に挑戦できることです。
- 営業→事務
- 金融業界→IT業界
上記のような大胆な転職も可能です。
4. 第二新卒枠で就職ができる
第二新卒とは、一般的に大学卒業後に1~3年以内に就活をする人のことを指します。
新卒で会社を辞めると「第二新卒」として転職活動をすることができます。
最近では第二新卒の需要が高まっています。厚生労働省の調査によると、約6割の企業が第二新卒の応募を受け入れているのです。
そのため大嫌いな仕事を3年も我慢しなくても、あなたを受け入れてくれる企業は多いことがいえます。
5. 転職時、会社とのミスマッチが防げる
大学生の時は、特に何も考えずにネームバリューやお給料で会社を決めていた人も多いでしょう。
働き始めてから、自分が仕事に求めることややりがいなどに気づくこともあります。
一社での失敗を生かして、転職先を探す際はミスマッチが起きないように対策することもできます。
新卒で会社を辞める5つのデメリット
一方新卒で会社を辞めるデメリットもあります。以下5つです。
- 仕事をすぐ辞めるのでは?と疑われることがある
- 失業給付をもらえない可能性がある
- 転職時に即戦力として求められることがある
- 転職先の人間関係になじめない場合がある
- 中途採用枠での転職は不利になる可能性がある
それぞれの項目について詳しく解説していきます。
1. 仕事をすぐ辞めるのでは?と疑われることがある
入社後にすぐに辞めてしまうと、転職時に「採用してもすぐ辞めるのでは?」と疑われてしまう可能性があります。
あなたがもし面接官だったら、新卒で退職しているすぐ応募者をぜひ採用したいと思うでしょうか?「うちの会社もすぐに辞めてしまうのでは」と考えてしまうのが普通でしょう。
また、面接時では早期退職した理由を必ず聞かれます。そのため、面接官を納得させられる理由を答える必要があります。
2. 失業給付をもらえない可能性がある
「失業給付」とは退職後、仕事に就いていない人がもらえる国からの手当てです。
失業保険の給付対象になると、直近の給料をもとに50〜80%の金額を90日間もらえます。
ただし、この失業給付を受け取るためには条件を満たす必要があります。
- 無職の理由が病気やケガではないこと
- 働いていた期間が12ヶ月以上あること
入社から1年以内に退職した場合、上記の「2. 働いていた期間が12ヶ月以上あること」の条件に当てはまりません。
そのため新卒で会社を辞めてしまうと、失業給付がもらえない場合があるのです。
どうしてもお金に困っているという方は、転職先を決めてから会社を辞めることをおすすめします。
3. 転職時に即戦力として求められることがある
新卒の時には何ヶ月という単位で研修があった人もいるのではないでしょうか。
しかし中途採用となると、転職時にある程度社会経験もあることから、即戦力として求められる可能性があります。
中途採用では長期間の研修はありません。また、研修自体もないという会社もあります。知識がある前提で職場に入ると、戸惑うこともあるでしょう。
新卒の時のように手厚い研修は期待しないほうがいいでしょう。
4. 転職先の人間関係になじめない場合がある
当たり前ですが、転職をしてしまうと新卒の時とは違い同期はいません。
そのため、すでに人間関係ができている輪に飛び込まなければならず、うまくなじめない可能性もあります。
最初の方は人間関係で苦戦するかもしれませんが、時間が解決してくれる場合もあります。
5. 中途採用枠での転職は不利になる可能性もある
新卒で退職した場合の多くは、経験を十分に積む前に会社を辞めることになります。
そういった背景が、中途採用枠での転職が不利になる可能性もあります。
例えば、あなたが採用担当だとしてイメージしていただきたいです。もしあなたの会社に以下2人の応募があった場合どちらを採用したいでしょうか。
- Aさん:営業経験10年
- Bさん:営業経験6ヶ月
多くの人は営業経験が長いAさんを選ぶでしょう。
このように経験が浅ければ、ほかの求職者とのバッティング時に負けてしまう可能性もあるのです。
仕事が辛いならたとえ新卒1ヶ月でも辞めていい
理由は人によって違いますが、年間を通して多くの新入社員が退職しています。
働かなければ生活できませんが、日本にはたくさんの仕事があり、自分がどの会社で働くかはあなたの自由です。1つの企業にこだわる必要はありません。
確かに長い期間勤めることは周りから評価されます。しかし、あなたの心身をすり減らしてまで、続けるべきものではありません。
若いうちならいくらでもやり直しがききます。たとえ新卒1ヶ月であろうと、自分に合わないと感じたら辞めてしまっても問題なしです。
「本当に自分に合った会社で長く働く」という選択肢を選びましょう。
新卒で会社を辞めた人のその後は?参考例を2つご紹介
新卒で会社をすぐに辞めてしまったからといって、絶望することはありません。
会社を辞めることが、あなたにとってプラスに働くこともあります。
- 前よりまともな会社に就職できる
- 大手の会社に就職できる
ここでは、会社を辞めたその後を上記2つの例を通して説明します。
それぞれ見ていきましょう。
1. 前よりまともな会社に就職できる
新卒で入社した勤務先がひどいブラック企業であるために、退職を考える人は少なくないでしょう。理不尽なストレスを受けながら仕事をすることはとてもつらいことです。
まだ入社したばかりだからといって、我慢して仕事を続けるのは決していいことではありません。
日本にホワイトな企業はたくさんあり、会社を辞めることで、以前よりも良い環境での仕事を手に入れている人は数多くいます。
「根性がない」や「ゆとりだ」などと周りから言われることもあるでしょうが、そんなことは気にせず、つらかったら会社をやめましょう。
そうすることで、前よりもまともな会社に転職できる可能性が高まります。
2. 大手の会社に就職できる
新卒で会社を辞めると「第二新卒」として転職活動をすることが可能です。
最近では第二新卒の需要が高まっており、大手の企業も積極的に第二新卒の採用をおこなっています。
新卒での就活がうまくいかず、希望していた大手への就職が叶わなかった人は多くいます。また、最初から大手は諦めて、ランクを落とした会社を選んでいた人も多いでしょう。
新卒の会社を辞めることは、大手への転職を実現するチャンスです。ぜひチャレンジしてみましょう。
新卒で退職する前にすべきこと5つ
新卒で退職するには、勢いだけで行動せず、事前の準備をしておくことが重要です。事前の準備がスムーズな退職に繋がります。
しかし、準備といっても実際に何をすべきかわからない人は多いでしょう。
- 退職すべきかもう一度考えてみる
- 転職先の目星をつけておく
- 退職理由を考えておく
- 退職するベストなタイミングを知っておく
- 退職を伝えづらいなら退職代行に依頼しておく
ここでは、新卒で退職する前にすべきこと5つをご紹介します。
退職の際の参考にしてみてください。
1. 退職すべきかもう一度考えてみる
退職を考える際に最初にすべきことがあります。
それは「退職をすることがベストな決断なのか」ということをもう一度考えてみることです。
- 退職したい理由は何なのか
- なぜ今なのか
- 退職したあとの不安はないか
上記の要項をすべて洗い出し、今会社を辞めることは自分にとってプラスになるのかを、今一度しっかり検討することが大切です。
もし1人では判断ができない場合は、信頼できる人に相談することをおすすめします。周りからのアドバイスは、より良い判断材料になるでしょう。
2. 転職先の目星をつけておく
今の会社を退職する決意が固まったら、退職の準備期間として転職活動を進めておきましょう。
退職後は収入もなくなるので、金銭的な不安を抱えることになります。その不安から焦ってしまい、不本意な転職先を選んでしまうことになりかねません。
転職活動を退職前におこなっておくことで、余裕を持って転職先を選ぶことができます。それにより、より自分の希望に沿った転職の実現が可能です。
やむを得ない事情がある場合以外は、転職先を決めておくか、ある程度目星をつけておくことをおすすめします。
3. 退職理由を考えておく
退職の準備ができたら、退職したい旨を会社側に伝えます。
その際、お互い納得の円満な退職を実現するためにも、しっかりとした退職理由を考えておきましょう。
退職の理由、またその伝え方次第で、会社側が受け取る印象が大きく変わります。
うまく退職理由を伝えられないと、下記のようなトラブルにあってしまうケースもあるので注意が必要です。
- 引き止めにあってしまう
- 有給が消化できなくなる
- 給与の支給額を減らされてしまう
退職理由をうまく伝えることが、スムーズな退職に繋がります。
また、引き止められない退職理由について詳しく知りたい人は、引き止められない最強の退職理由を7つ紹介!しつこい上司への対処法も5つ紹介をご確認ください。
4. 退職するベストなタイミングを知っておく
早く退職したいからといって、時期を考えず勢いに任せて退職してしまうことは避けましょう。
会社と自分のお互い納得した、円満な退職をするには、そのタイミングがとても重要です。
- ボーナスをもらってから
- 求人の多い3~4月・9~10月
- 仕事の繁忙期以外
- 新年度・年度末などの新体制が始まる前
上記を踏まえた上で転職活動をすることで、会社側に迷惑をかけることなく、また自分にもプラスな状況での退職が可能です。
また退職を切り出すタイミングは、退職予定日の1.5~3ヶ月前と、余裕を持って伝えることをおすすめします。
5. 退職を伝えづらいなら退職代行に依頼しておく
「退職することを会社側に伝えづらい」という人もいます。
会社とはできる限り良好な関係を維持したまま、退職をすることが望ましいです。しかし、伝えられないままずるずると時間だけがすぎ、その間に心身に不調をきたしてしまっては大変です。
法律上、期間の定めのない雇用契約では、退職の意思を提示すれば2週間後に辞めることが可能です。会社に退職願を内容証明郵便で送付することで、強制的に退職をすることもできます。
- すぐに辞めたい
- 退職の交渉を会社としたくない
- 辞める時の書類のやり取りを会社側としたくない
上記のように、退職するにあたって一切会社と関わりたくないという人は、退職を全面的にサポートしてくれる「退職代行」に依頼してみましょう。
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さいごに|新卒で退職するなら「退職代行」という選択肢がおすすめ
「退職代行」とは、あなたの代わりに勤務先へ「会社を辞めたい」と伝えてくれるサービスのこと。
会社を辞める際には「自分で上司に退職の意志を伝える、退職日を決める、引継ぎなどをする」という流れが一般的です。しかし退職代行を使えば、そのような面倒な手間は一切必要ありません。
一番勇気のいる「退職したい」と伝えることも退職代行業者がおこなってくれます。そのため苦手な上司と話す必要もなく、サクッと会社を辞めることが可能です。
ほかにも退職代行の利用をおすすめしたいポイントは下記のとおりたくさんあります。
- 上司からの引き留めにあわない
- 有給休暇もきちんと消化できる
- 退職後の書類のやり取りも行ってくれる
退職代行を利用すれば、辞めたいと思ったときに会社を辞められ、面倒な退職の話を丸投げすることができます。
会社を辞めようか迷っている人には、退職代行の利用を検討しましょう。