避けていても問題は解決しない 「自己決定力」と「直面力」と「伝え力」を!

避けていても問題は解決しない 「自己決定力」と「直面力」と「伝え力」を!

避けていても問題は解決しない 「自己決定力」と「直面力」と「伝え力」を!

実は、人生において問題はつきものです。

世の中うまくいっているように見える人やSNSで楽しそうにしている人達を見ていると、羨ましく思ったりもするでしょう。

でも、そんな人達だってずっとうまくいってばかりだというわけではありません。

見えてはいないかもしれませんが、うまくいっているように見える人達だって、今はそうかもしれないけど、過去には様々な大変なことをくぐり抜けてきたのです。

ただ、このような方達は、たとえ大変なことでも、大変とは思っていない可能性は大いにあります。

自分の目指しているような人生のために行う努力は、多少のことがあっても、良い経験や必要な努力なのであって、超える楽しさがあるんですね。

しかし、心が折れてしまった方や、上手くいかなかった体験が続いてしまった方は、もう自分の望む未来を描けなくなったり、物事をすぐ諦めてしまったりしてしまう癖がついてしまったりすることがあります。

これは、嫌な状況や辛い状況に対して立ち向かう気力、すなわち「直面力」を失い、

周りの人に合わせたり、無難に黙っていることを選び、自分の望みや本音に従って選択する「自己決定」する力を失ってしまったことに原因があります。

この二つを取り戻せば、人はおのずから自分の未来を選び、切り開いていくことができるのです。

直面力

私も今ここを実践中です。昔は結構(今もそう思われてるみたいですが…)、向こう見ずというか、これだ!っていうことを見つけると一直線に向かっちゃえる人でした。

でも、いつしか不安に駆られることが増え、いつのまにか、もう今の暮らしは嫌だと思っても、それを変えるべく動くことができなくなってしまいました。

これは心の仕組みからしてよくあることで、過去の記憶からの恐怖や不安にスイッチが入ってしまって、自分にはそれに立ち向かうことができないと、たじろいでしまっている状態ですね。

すごく簡単に例えると、昔猫に引っかかれて痛い思いをした人が、その後猫嫌いになって、猫には一切近づかなくなってしまう感じ。もっと複雑ですが、原理的にはこれと同じ。

その後は、たとえすごく穏やかで人間好きな可愛い猫にあっても、近寄れない。人によっては動物全般が怖くなってしまったりまでしてしまう。

実は問題と言われるものは、直面することによってのみ解決できます

面と向き合わずに、避けて無難に過ごしていると、問題ではなくなるように見えるかもしれませんが、後で同じような問題が起こるようになっているのです。

問題を後回ししているに過ぎません。どんどん直面力がなくなっていきます。

しかし、逆にいうと、直面することができたら、必ず解決できます。最初に勇気はいりますが、必ず物事は動いていきます。

「直面する」とは、ありのままに見ること。今はこうなんだ、と現実を受け入れること。

その上で、自分はこれにどのように対処するのかを、決めて動くのです。

例えば、今の仕事が嫌で嫌で仕方ない時、辞めると決めて行動することだって、直面して動くことです。決して逃げているわけではないと思います。

辞めることにだって勇気が必要です。その後どうなるかわからない人生に身を投じるのですから。

でも、辞めたいのに、もうやりがいもなく辛いだけの仕事なのに、ズルズルと続けているのは、直面していないだけかもしれません。

この時に出てくる、周りに迷惑かけるから…とか、親に心配かけるから…とか、言いづらいから…というのは、直面を避けるための正当化なだけかもしれないのです。

今何か嫌なこと、問題を抱えている場合、悩んでいるのも実は直面を避けているのです。

直面するなら、悩むより判断して行動なのです。

そうしたら、必ず新しい道が拓けてきます。

自己決定力

もう一つ大事なのが、自分の意思で判断して決めることです。

当たり前のことなのですが、意外とこれができていないことが多いのです。自分の意見がはっきりしているように思える私も実はそうだったということがわかりました。

自分のしたいことはあるのに、どこかで、他人の目を気にしたり、親のことを考えたり、相手に気をつかったりして、自分の気持ちのままに動いていなかったことがどれだけあったか!

不安や恐怖でやらないことも、実は蓋を開ければそうであるのだとわかりました。

本当にしたいことなのに、もう一人の自分の声、つまり過去の色んな体験からの思い込みや恐怖から、だって…と沢山言い訳して、諦めてきました。

(“もう一人の自分の声”については、“『自己受容』が鍵〜会社を辞めたくて仕方がない自分はダメな人間なのか?”もご参照ください)

でも、そうやって生きていくと、いつか本当の自分の生命力がなくなってきます。もしくは大爆発してしまいます。小さいことでも塵も積もれば山となる。

自分がこのようなことに陥っていないかチェックするには、例えば日頃から、食べたいものを食べているか?言いたいことを伝えれているか?などを振り返ってみてください。

食べることに何らかのストレスを感じている人は、日頃から自分の本当に食べたいものを食べていない可能性が高いです。

人に対して怒りを感じる方は、日頃から小さな言いたいことを、言えていない可能性が高いです。

このような我慢・妥協・無難を続けていると、一つ一つはそんなに問題じゃなくても、いつか気づいたら、何で自分の人生はこうなんだ!ということになってしまうのです。

挙句の果てには、自分がしたいことや好きなこともわからない…という人も、多くなっているんです。

まずは小さなことから、好きなことができているか、好きなものを口にしているか、心に上がった気持ちを伝えているか、に意識を向けて、小さな勇気を乗り越えて、自分のしたいことを叶える練習をしていきましょう。

伝え力

これら「直面力」と「自己決定力」を回復したり、高めていくために、使えるのが、「伝え力」です。

ここでいう「伝え力」というのは、何も巧みな話術やコミュニケーション能力のことを言っているわけではありません。

ただ自分の気持ちを少し、ちらっと、一言、伝えておくことです。

相手にわかってもらうことや、相手を説得することや、相手に受け入れてもらうまでは考えなくても良いです。

そう考えると、少しは気が楽になりませんか?

例えば、行きたくない飲み会に誘われた時に、少し勇気を出して、ちらっと「今はゆっくり家で過ごしたい気分なんです。」と伝えるだけ。

相手がどう思うだろう…とかもあまり気にしないで良いのです。別に自分の素直な感情を穏やかに伝えるだけなので、何も問題ありません。

もしかしたら、付き合いの悪いやつだなぁ、と思うかもしれませんが、それは気にしないことです。直面しちゃいましょう。行きたくないのに行くよりずっとマシです。

そのうち、あの人は自分の意見がしっかりしている、と見られることになるんじゃないでしょうか。

パワハラ的な発言に対しても、直面して少し勇気を出して、「私はそのような言われ方をするとすごく怖いのです。」とちらっと言ってみましょう。

何にも言わないで我慢してるからエスカレートするのです。

そうして正直な意見を言ってくる人に対しては、人はつけいれられないものです。

日本人は、相手がどう感じるかを非常に気遣う文化をもっていますので、これが行き過ぎて、自分の気持ちを伝えられない人がとても多いですね。

ちょっとしたことから伝えておかないから、気づいた時には、もう言わずにはいられなくなった時には、怒りが爆発した状態である!

という経験がある人や、そんな人を見たことがある人は、多いのではないでしょうか?

同じ意見を伝えるのも、怒りをぶつけるとなってしまっては、これは問題です。相手だって嫌でしょう。対立にもなりかねません。

これを防ぐには、やはり、日頃から小さな自分の意見を言える練習をしていくことなんですね。

これができるようになってくると、以外と人生ってこんなに楽だったんだ〜♪、あれ〜みんな思ったより物分かりいいじゃん!とかなってきます。

単にそれまで自分が何も伝えられていなかっただけなんですよね…

ぜひ、悩みが多かったり、人間関係に苦労しがちな人は、これら「直面力」「自己決定力」「伝え力」を意識してみて下さいね。

小さなことでいいんです。これが絶大な力であることがすぐわかると思います(^_^)

今日もお読みくださり、ありがとうございます。